FAQ
よくある質問
皆様からよくお問い合わせを受けるご質問に対する回答をFAQに記載しております。
お問い合わせいただく前に、まずはこちらのFAQ集をご参照いただきますようお願いいたします。
水まわり機器などの替え時っていつなの?
製品の耐久性だけでなく使い勝手の不満にもよります。キッチンやバス、洗面化粧台、便器などの修理や交換時期の目安は、設置後およそ10年~20年の間。しかし製品の耐久性ばかりでなく、使い勝手の不満も交換のきっかけになります。設備機器は年々いろんな面で進歩していますので、製品を変えることで、暮らしそのものをより便利に快適にしてくれます。暮らしを変えたいな、と思ったときが設備の替え時ともいえるでしょう。
- キッチン・バス
- 10~20年で取り替え検討
- ガス給湯機
- 10~15年で取り替え
- 給排水管
- 5~10年ごとに補修・洗浄
- フローリング
- 15~20年で張り替え検討
- ビニールクロス
- 10年目ぐらいで張り替え検討
- 屋根材(化粧スレート)
- 7~10年目ぐらいで塗り替え検討 15~20年でふき替え検討
- 外壁塗装(モルタル下地吹きつけ)
- 5~7年で補修・塗り替え検討
- 外壁塗装(サイディング)
- 5~7年で補修、10~15年で塗り替え検討
キッチン交換だけでもやってもらえるの?
可能ですが、同時に内装なども一新するのがオススメ。
古くなったキッチンを新しいキッチンと交換するだけなら費用も割安です。しかし、キッチンのまわりを見回して、床や壁など内装が古くなってきているようなら同時にそれも一新したほうが、空間そのものもキレイになり、気分もリフレッシュできるでしょう。数年後に内装をやりかえるより、一度にやったほうが費用的にも安くなるのでオススメです。
システムキッチンって高いんでしょ?
価格帯はさまざま。リーズナブルなタイプもあります。
システムキッチンは各商品によって、価格帯が設定されています。さらに同じ商品でも扉材やカウンタートップの素材などによって、価格に違いが出ます。また、オプションの選び方でも価格差が。基本的には、見た目が豪華になり、機能が増えるほど高くなります。予算に照らして、幅広い中から最適なものが選べるようになっています。 最近では、リーズナブルな価格帯の商品も高いデザイン性と機能性を備えるようになってきています。
今使っているキッチンが低すぎて腰を痛めました。高さも選べますか?
身長に合わせて最も使いやすい高さにできます。
システムキッチンの高さは細かく設定されていて、80~90cmまで2.5cm刻みで選べる機種もあります。車いすでも作業ができる機種も。最適なキッチンの高さは、下記ように「身長÷2+5cm」といわれていますが、ショールームで靴を脱いでキッチンの前に立ってみて、高さを体感してみることをオススメします。
壁付けキッチンを対面に変えられる?
変えられますが、内装工事が伴います。
キッチンを壁付けから対面に変えるには、給排水管、ダクトの延長工事などが伴います。床や壁の内装も行わなくてはなりません。それらの工事が伴うので、位置を変えずにキッチン交換をするよりも費用は割高になります。しかし対面キッチンにすることでリビングのほうを向いて料理ができ、家族のコミュニケーションに役立ちますし、小さな子どもがいる場合でも見ていられるので安心です。
アイランドキッチンってどこがいいの?
複数で楽しく調理ができます。
アイランドキッチンは対面キッチンの1種ともいえますが、カウンターの両端とも壁についていないので、両側を人が行き来できます。コンロとシンクを分離してコンロを壁付けに、シンクを対面にするなどII列型のアイランドもあります。動線が自由なので、家族で一緒に料理を楽しんだり、ホームパーティなどに向いています。
最新のキッチンってどこが違うの?
収納などが使いやすくなり、後片付けもラクです。
最近のシステムキッチンは、使う人の立場で作業への配慮がきめ細かくなされています。例えば、必要なときだけ降ろして目の前の高さで使える棚やドアの内側につけた便利なポケットなどの作業効率をアップさせる収納の工夫。拭き取りやすくお手入れがラクなレンジフード、汚れがつきにくいステンレスシンクなど清掃性の向上。料理や後片付けを楽しくスムーズにしてくれる工夫がいっぱいです。
マンションでも水まわりの位置を変えられる?
床勾配に関係します。
マンションでは床勾配の関係で、給排水管、配水管の移動に制約があります。床構造にもよるので、一度ご相談ください。壁付けを対面にする程度の移動ならできる場合が多いと思います。
マンションはどこまでリフォームができるの?
リフォームできるのは専有部分だけです。
マンションは専有部分と共用部分に分かれます。このうちリフォームできるのは専有部分だけ。専有部分とは、玄関ドアの内側からベランダの手前のサッシの内側まで。専有部分かと思いがちな玄関ドアやサッシを勝手に交換することはできません。もちろんコンクリート躯体はいじれませんが、専有部の給排水管や電線はリフォームできます。また、壁式構造の場合、間仕切り壁が構造上、取り外せないこともありますが、一般のRC(鉄筋コンクリート)造なら、間仕切りの撤去・移動は自由です。
一戸建てのリフォームで気をつけることは?
強度を保つために必要な壁を取り払わないこと。
木造一戸建ては、柱と梁に加えて、筋交い(すじかい)という斜めに入れる部材で、建物を支えています。とくに筋交いは、地震や強風に抵抗して建物を守る大切な役割をしています。筋交いは、建物全体にバランスよく配置されるべきもの。その筋交いの入った壁を耐力壁(たいりょくへき)といいますが、その壁を撤去することはできません。
一戸建ての増築に制限はありますか?
増築するときに気をつけなければならないのは面積制限です。法律で地域ごとに建ぺい率と容積率の許容限度が設けられているので、それを守らなければなりません。建ぺい率とは敷地面積に対する建築面積(建物の外周で囲まれた部分の面積)の、容積率は敷地面積に対する延床面積(各階床面積の合計)の割合です。また、高さについては、北側斜線制限、道路斜線制限などの決まりを守らなければなりません。 それらの制限を超えて面積を増やしたり、高くしたりすることはできないのです。なお、増築面積が10m2を超えるときは(防火・準防火地域では面積にかかわらず)、役所に建築確認申請を行って審査を受けなければなりません。
築30年を超えているけど、リフォームで大丈夫?
適切な耐震補強をすれば強い家に生まれ変わります。
まず耐震診断をお勧めします。そのうえで適切な補強を行います。診断結果によって補強箇所は異なってきますが、補強ポイントは基礎部分と筋交いの追加です。場合によっては傷んだ柱や梁の交換も必要になるでしょう。耐震補強の実績が豊富なリフォーム会社に診断から依頼することができます。自治体によっては費用を補助して診断員を派遣してくれるケースも。適切な補強が行われれば、古い家でも安心して住めるようになります。それでも費用的には建て替えよりかなり安くなるケースが多いでしょう。
冬寒いんだけど、暖かい家にできますか?
断熱材を入れるなどいろいろな方法で暖かい家になります。
全面リフォームを行う場合は、その機会に耐震補強とともに床・壁・天井(屋根)に断熱材を入れて、かつ気密工事(フィルムなどで隙間をふさぐ工事)もご検討ください。さらに窓を複層ガラスのサッシに替えてもらいます。そうすれば、かなり冬暖かい家になり、夏場の冷房の効き目もよくなります。 そこまでの工事ができない場合は、既存の窓の内側にもう1枚サッシを入れて内窓(うちまど)を追加します。マンションの場合でも簡単に行えますし、それだけで断熱効果のアップが期待できます。
オール電化住宅にすることもできるの?
熱源をすべて電気に変えればいいだけなので簡単。
既存の住宅をオール電化住宅にするためには、調理器具をIHクッキングヒーターに、給湯を電気温水器もしくはエコキュートに替えるなど、すべての電源を電気に統一します。その際、機器交換だけでなく、200V機器用に電気配線も行います。基本的には行うことはこれだけなので、それほどむずかしくなく、費用も機器代と電気工事費ぐらいですみます。 エコキュートはヒートポンプ式の給湯機で、熱効率が高いので、省エネルギーになります。さらにオール電化にすると電気代が割引になる特典もあります。
ガスで省エネできる方法がある?
高効率なガス給湯器やガス発電システムを利用する。
従来より給湯熱効率をアップさせたのが「エコジョーズ」というガス給湯器。CO2発生を抑え、使用するガス量が約13%削減できるため年間で給湯だけなら約1万円、床暖房を合わせると約1万5000円の節約を可能にします(一定の条件による。東京ガスのホームページより)。また、ガスエンジンで発電するのが「エコウィル」という機器。自宅で電気をつくり、発電時に発生する熱を有効利用することで、光熱費を年間約3万円削減できます(一定の条件による。東京ガスホームページより)。